暑さをしのげる外壁塗装

 家を建ててから年数がたってくると、気になってくるのが外壁のメンテナンスです。日々雨風にさらされている外壁は、定期的にメンテナンスをしないと劣化が進んでいき、最悪の場合、ひび割れから水が浸入してきてしまいます。住宅の寿命を左右する外壁。そんな外壁塗装のタイミングが分からず、悩まれているという方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、外壁塗装のタイミングや工事の流れ、高断熱塗料を紹介していきます。

外壁のメンテナンス時期

 家が建てられている地域の環境や、どのグレードの塗装をしているか等によっても劣化状況に差が出てきてしまうので一概には言えませんが、おおむね前回の塗装から10年が経過していればメンテナンス時期の一つの目安と言われています。

白い粉がつく
カビやコケの発生
ひび割れ
シーリングの切れ
サビや塗膜の剥がれ、色あせ

 お住まいに上記の症状はありませんか。1つでも当てはまるものがある場合は要注意。ひび割れや塗膜のはがれた部分から雨水が家の中まで侵入してきたら大変ですよね。7月から10月にかけて多く発生す台風に備えて、早めの点検をしておきましょう。

外壁塗装工事の流れ

 点検が終わり、外壁塗装工事が始まると以下の1~5の流れで進められていきます。

1. 足場設置・飛散防止ネット設営

2. 外壁洗浄・細部養生

3. クラック補修シーラー下塗り

4. 外装中塗り・上塗り

5. 鉄部・木部塗装

 工期については家の大きさ等の差で変わりますが、おおむね2~3週間ぐらいですべての作業が完了しお引渡しできます。

外壁塗装グレード別の効果

 外壁塗装をするとどんな効果があるのかグレード別に見ていきましょう。

グレード塗装の仕様耐汚染性耐候性耐用年数特徴
アクリル系水性コンボアクリル
水性反応硬化型
アクリル樹脂
×
4~6年
安価だが
耐久性が低い
アクリルウレタン系水性コンボアクリル
水性反応硬化型
ポリウレタン樹脂

7~10年
耐久性と価格の
バランスが良い
アクリルシリコン系水性セラミシリコン
低汚染型
セラミックシリコン樹脂

10~15年
安価だが
耐久性が高い
フッ素系水性セラタイトF
超低汚染型
フッ素樹脂

15~20年
耐久性に最も優れるが
価格が高い
塗料の仕様による機能比較

 一番上のアクリル系は比較的安価なものではありますが、耐久性が低く、耐用年数が4~6年と短くなっています。一方、アクリルシリコン系はアクリル系、アクリルウレタン系と価格の差は僅かですが、耐久性が高く、耐用年数が10~15年となっています。さらに上のグレードのフッ素系は価格が高い分、耐久性が最も優れています。

 このように塗料はグレードによって、耐汚染性、耐候年数、耐用年数が異なってきます。ご希望や予算にあった塗料を選んで、ぜひ快適な住まいを実現しましょう。

高断熱塗料「GAINA」

 最後に株式会社日新産業の「GAINA」をご紹介します。GAINAは断熱機能に優れており、JAXAが大気圏突入の高温時にロケット機体を守るための断熱技術を応用してつくられました。価格的にも耐久性の面でも、アクリルシリコン系とフッ素系の中間に位置しており、価格相応の耐久性を期待することができます。

 GAINAには以下の特徴があります。

  • 高断熱
  • 空気質改善
  • 高遮熱
  • 遮音防音
  • 防露耐久

 これらの機能が優れており、夏は太陽光を約90%反射し、一般塗装の棟よりも空調の消費電力を25~50%削減できます。一方、冬は熱エネルギーを約60%キープし、空調消費電力を20~40%削減できます。一度塗ればこれらの優れた機能が長年持続する塗料です。

 外壁塗装をされる際は、ぜひGAINAをご検討してみてください。

 塗装の種類によって、お住まいの快適さは大きく異なります。また塗装の色を変えてみることで、外装のイメージをがらりと変えることができます。

 気になる方はまず専門家に相談してみましょう。

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